じげんのサステナビリティ
じげんの
サステナビリティ
当社は創業以来、「生活機会の最大化」を目指し、インターネットを通じて人や情報と企業をつなぐプラットフォームを提供することで、社会との調和を図り、共に持続的発展を追求していく、という基本理念を掲げてまいりました。
昨今では、持続的な開発目標(SDGs)やESGを経営に取り入れ、全てのステークホルダーと共に達成に向けた取り組みを始めています。

CSR・SDGsに関する取材、
提携依頼に関するお問い合わせ
じげんのマテリアリティ

じげんのマテリアリティ | 具体的な取り組み | |
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❶ DXによる社会・産業のUpdate | ・中小企業におけるDX促進を実現 |
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❷ メディアによるSDGsエンゲージメントの醸成 | ・じげんメディア×SDGsの推進(SDGsアワードなどの実施) |
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❸ 働き甲斐のある環境 |
・次世代事業責任者候補の選抜、計画的育成 ・社員向け研修コンテンツの拡充 ・エンゲージメント可視化のためのサーベイ実施 |
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❹ 地域社会の創生 |
・大分オフィスにおける雇用創出 ・IT、グローバル人材の育成 |
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❺ 就業機会の均等性 | ・大学や教育機関と連携し、代表講演を実施するなど職業教育の推進 |
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❻ 多様な人材の活躍 | ・女性活躍推進、女性管理職比率の向上 |
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❼ 環境に配慮した企業・事業活動 |
・CO2排出量の公開 ・ペットボトル・キャップ回収、紙コップ廃止、コピー用紙の削減、電子契約サービスの導入率向上 |
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❽ ガバナンスの強化、透明性確保 | ・ガバナンスを強化し、新プライム市場における企業価値向上に努める |
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マテリアリティの特定について
当社グループは、持続的な会社の成長を支える基盤として、ステークホルダーとの価値共創を重視しています。2021年4月にサステナビリティ推進室を新設し、当社が優先的に取り組むべきマテリアリティ(重要課題)を策定いたしました。株主、ユーザー、従業員、取引先、地域社会、そしてその先にいる多様なステークホルダーの皆さまとの積極的な対話を通じ、これらマテリアリティへ取り組むことで、社会に対する継続的な貢献と企業価値向上の両立を目指してまいります。
【マテリアリティの選定プロセス】
1 マテリアリティ候補項目の抽出
ESG・SDGs (国連の持続可能な開発目標) といったグローバルな視点、当社の事業活動やカルチャーに関連性の高い社会課題を抽出いたしました。
2 ステークホルダーの期待の把握と整理
従業員や株主・投資家などステークホルダーとの対話を通じて、「当社への期待」の把握に努めました。そこから得た情報と当社の事業活動との関連性を整理し、1.で抽出したマテリアリティ候補項目に対して、優先順位をつけていきました。
3 自社による重要性の評価と特定
一連のプロセスを経て抽出・整理したマテリアリティ候補を、経営陣による会議の場での議論を通じ、最終的に決定承認を優先的に取り組むべき重要課題を決定いたしました。
【今後の運用方針】
サステナビリティ推進室が中心となり、決定した8つの「じげんのマテリアリティ」における具体的な取り組みを推進、目標達成に努めてまいります。また定期的なステークホルダーのみなさまとの対話を通じ、その時々の社会課題の変化や経営戦略に沿って、マテリアリティの見直しを行ってまいります。
Activityじげんグループの活動
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■ 地域社会をupdate
じげん×大分オフィス
2021年夏、大分県に新オフィスを開設。社員のライフステージや職種に合わせた幅広い働き方の提供と、大分県が抱える「20代〜40代の県内就職率の低下」という社会課題の解決をサポートいたします。IT人材育成にも注力し、市内企業や教育機関とも連携していきます。
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スモッカ×日野市プロジェクト
賃貸情報サービス「スモッカ」では、東京都日野市と連携しデータと情報でその住みやす さを発信する「データでみる日野市」をリリース。地方自治体の隠れた魅力発掘をサ ポートし、お客さまがより一層安心・納得して引っ越しできるサービスへ。
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つぼみプロジェクト
株式会社リジョブが「事業以外の側面からも社会に価値提供をしたい」という想いから2019年にスタートした『つぼみプロジェクト』。埼玉県内に3反の田んぼを借り、子ども達や高齢者の方々との世代を超えたコミュニティ創りを目的に、地域の皆さまと協働しての田植え・稲刈り体験や炊き出しイベント等を企画・実施しています。収穫したお米をリジョブ本社がある豊島区の子ども食堂に寄付するなど積極的に地域に働きかけ、誰ひとり取り残さない豊かな社会を目指し、関わっていきます。
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TCVマスク支援プロジェクト
新型コロナウィルスの感染拡大は、2020年より世界中の生活様式の変化を引き起こしました。株式会社TCVでは、サービス拠点のある東アフリカのザンビア共和国やケニア共和国において、TCVマスクを配布する「TCVマスク支援プロジェクト」を実施いたしました。在ザンビア日本国大使館を通じ、ザンビア共和国、中央州の小学校へマスクを寄付しております。
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■ 若者の未来をupdate
当社代表による初のビジネス著書を出版
代表平尾の初となるビジネス書『起業家の思考法 「別解力」で圧倒的成果を生む問題発見・解決・実践の技法』を、株式会社ダイヤモンド社より出版。
当プロジェクトは、じげんのサステナビリティの重点項目「就業機会の均等性」の施策のひとつとして、次世代育成をテーマに推進。本書に関わる著者印税は、社会起業家の発掘・支援のほか、若手チェンジメーカーが育つ環境づくりに取り組む一般社団法人アショカ・ジャパン、世界61か国のネットワークを活かし、独自の教員養成を主事業に捉えて公教育の変革に挑む認定NPO法人Teach For Japanをはじめとする団体に寄付いたします。 -
咲くらプロジェクト
株式会社リジョブが2015年にスタートした、CSV推進『咲くらプロジェクト』。「日本と世界を結び、心の豊かさあふれる社会を目指す」をテーマに途上国の低所得の方々を対象にしたセラピスト養成講座を開講し、世界の美容・リラクゼーション人口を増やす活動を行っています。既に500名以上の卒業生を輩出し、中にはフィリピンでトップセラピストとして活躍する方も。現地の方々が手に職をつけ、経済的に自立する為の支援を通して貧困や雇用の課題解決に取り組み、世界中の人々の心を豊かにする。そのような社会を目指しています。
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当社代表による講演活動
代表平尾の出身校である慶應義塾大学ではSFC特別招聘教授として、
またその他東京理科大学などの講義に数多く登壇。
G1ベンチャー、ICCサミットや、中高生向け「JPX起業体験プログラム」基調講演等を通じて、代表平尾の経験をお伝えすることで、ひとりでも多くの社会課題と向き合う起業家や経営人材の育成・輩出を目指し、様々な活動を行っています。・慶応大学湘南藤沢キャンパス(SFC)の学生へ向け、「起業塾」を開講。
・日本取引所グループがCSR活動の一環で開催する中高生向け「JPX起業体験プログラム」の基調講演に当社代表平尾が登壇しました。
・東京理科大学経営学部の起業家リレー講義に当社代表平尾が登壇しました。 -
リジョブ奨学金
株式会社リジョブが関わるおもてなし業界において、「人材育成⇒雇用支援⇒活躍支援」を一気通貫でサポートする"リジョブSPA構想”の中、土台となる「人材育成」を支援する重要な取り組みが、2017年にスタートした『リジョブ奨学金』。業界を志す美容専門学生に給付型奨学金を支給しサポートすることで、業界全体の未来を盛り上げたいと考えています。
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AFRICA DREAM SOCCER TOUR
supported by Car-Tana.com中古車輸出プラットフォーム「TCV」の前身、「Car-Tana.com(カタナ)」では、2017年11月よりHONDA ESTILO株式会社の子会社SOLTILO Kenya Ltd.(ケニアAFRICA DREAM SOCCER TOUR supported by Car-Tana.com」共和国)がアフリカ3ヵ国で開催するサッカーのフリースクールツアーとスポンサー契約を締結いたしました。
HONDA ESTILOグループは「サッカー(スポーツ・教育)で世界中に夢や希望を与え感動させ続ける」という理念に基づき、2009年から10の国・18の地域でサッカーキャンプを行っています。
事業は異なりますが、より多くの人々が最良の意思決定をできる社会にしたい、というじげんの理念の実現に近づけるプロジェクトであると共感し、アライアンスに至りました。
※Car-tanaは2020年6月末日にてサービスを終了いたしました。
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■ じげん主催のアワード
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■ 「Well-do-being」の実現
これまでじげんは、従業員のエンプロイアビリティの向上、すなわち「Well-doing」にとくに力を入れてきました。
つまり従業員に健全かつ厳しい鍛錬の場を提供することで、個人一人ひとりの能力を磨き、さらに成長できるような機会の提供を積極的に行ってきたのです。
今後は、引き続き「Well-doing」を通じた従業員個人としての、さらなる成長の実現に加えて、「Well-being」すなわち“心身の良好な状態”の実現に向けた取り組みも強化していきます。昨今では、コロナ禍における雇用マーケットの変化、メンバーシップ型からジョブ型への雇用形態の移行、副業推進による人材の流動性向上などの観点から、従業員各々のキャリア形成および心身共に健康的な状態を確保することが、企業と従業員の双方にとって、より重要となってきています。
当社では「Well-doing」と「Well-being」の両立と、さらなる強化を図るという思いのもと、「Well-do-being」という当社ならではの新たな言葉を掲げ、その実現と拡張により一層取り組んでいきます。
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リーダーの育成と、個人の成長
じげんは10以上の事業を展開し、各事業を伸長していく経営者・事業責任者が競争優位の源泉となっています。
実力主義の登用・成長を促すための一段上の業務の任命・開かれた機会の提供などにより、個人の成長を促進しています。
各個人の成長機会の最大化がじげん全体としてのさらなる成長、ひいては企業価値の一層の向上に寄与できると考えます。経営者・事業責任者の育成
● 事業統括会の開催
代表をはじめとする経営陣が参加し隔週1回開催。10以上の事業に対し、各事業責任者の事業計画の進捗を細かく確認し、直接フィードバックを行っている。
じげん最大の強みである事業責任者の育成と、PDCAサイクルの速度を上げて経営力の向上を実現。● 事業ごとの中期経営計画の策定
原則3か年の中期経営計画を事業ごとに作成し、毎年アップデート。
代表がすべての事業の中期経営計画を確認し、執行役員・事業責任者・リーダーに直接フィードバックを行う。
リーダークラスが経営陣とともに中期的な事業ビジョンを検討、共有することで、若手社員の視座向上を推進。● 若手のポジション登用
新卒3年目でマネージャー、5年目で事業責任者に登用、新卒出身者を執行役員に登用するなど、ポテンシャルのある若手も積極的にポジション登用し、
役割・場を与え育成。エンプロイアビリティの向上
● 代表自ら行う管理職研修
2021年7月には、代表自ら管理職研修を実施。じげんの管理職として必要な10項目をグループ会社の管理職向けにオンラインで発信。
単に育成のみならず、代表の想いを遠隔でグループ会社の管理職まで直接届けることで、リモート下における管理職のエンプロイアビリティ向上を促進。● 社内表彰制度「ZEUS」
四半期に1回、業績伸長、業務改善、企業価値向上の3つの観点で、選ばれた社員を全社会議で表彰。
受賞者は上司から賞賛をもらいZEUS像と賞金を獲得するとともに、成果をあげたポイント・ノウハウをオンラインの全社会議で発信・共有。● 四半期ごとに行う人事評価
変化の多い事業環境下で上司と部下のコミュニケーション頻度を上げ迅速に適応するために、人事評価を四半期ごとに実施。
社員個人のPDCAサイクルの速度を上げ成長スピードを加速。
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■ コミュニケーションと多様な働き方の促進
じげんでは、職場内の「タテ・ヨコ・ナナメのコミュニケーション」を促し、多様で自由な働き方を支援する制度を多数導入しています。
これらの制度は、社員の声も取り入れて常に見直し、時代に即した制度にUpdateしています。
コミュニケーションの促進のために
● アニバ
創立記念日を全社で祝うアニバーサリー行事。役員やOBの体験談などを学び、交流する場ともなっている。
15周年を記念した2021年5月開催のアニバでは、開催後に5段階評価で満足度の評価を行い、回答者の約8割が「4」以上と高い満足度を獲得。
● シャッフルランチ
四半期に1度、部門を越えた少人数グループでランチを実施。
コロナ禍においてもオンラインで行い「コロナが終わったら何をしたいか」など共通テーマを設け、社員がお互いを知る機会になっている。
● わくらぶ
会社公認の社内サークル。活動費の補助もあり、10以上の趣味のくらぶで横のつながりを促進。
● 社内通貨GAT
「ありGAT!(ありがとう!)」を伝える社内通貨「GAT」で毎月上司や同僚に感謝の心を送る。1GATごとに1,000円のアマゾンギフト券に交換。
多様な働き方の促進のために
● 在宅勤務制度
恒常的に在宅勤務制度を導入し通勤時間などを削減することで、社員の自由な時間の確保や、自炊による健康促進を支援。
● フレックスタイム制度
2021年10月よりフレックスタイム制に移行予定。
同時に人事評価制度では、成果に対する比重を高め、フレックス制度と在宅勤務を組み合わせることで、多様な社員が自律的に働き方を選択し、成果を上げられる体制を目指す。
● P-day
1時間単位で取得できる時間有給休暇制度。子育てや通院など、個人の都合に合わせて最大で年間24 時間まで取得可能。
● 限定正社員制度
時間に制限のある時短正社員、転勤の制限がある地域限定正社員の制度を導入。個人のライフスタイルに合わせた働き方を支援。