【2018年3月期第1四半期決算発表】上場以来14四半期連続の前年比増収増益を達成
株式会社じげん(本社:東京都港区、代表取締役社長:平尾丈、以下 じげん社、東証マザーズ:3679)は、2017年8月9日(水)、2018年3月期の第1四半期決算発表を行いました。
第1四半期(IFRS)の売上収益は2,502百万円(前年比+57.1%)、営業利益は847百万円(同+61.5%)と大幅な増収増益となりました。過去最高益を更新し、上場以来14四半期連続で前年比増収増益を達成することができました。
詳細はじげんIRサイトより、「2018年3月期第1四半期決算説明会」をご参照ください。
■領域別売上高
領域別の前年比増収率は、人材: +60%、不動産: +35%、生活: +93%と、いずれにおいても高い成長率となりました。前年比+909百万円増収の内訳は、人材: +697百万円、不動産: +108百万円、生活: +104百万円、でした。
①人材領域
人材領域は、2017年1月10日に株式取得した「三光アド」の新規連結効果に加え、既存事業も好調でした。特に「リジョブ」では、掲載課金+採用課金のハイブリッドモデルとじげんグループのマッチングテクノロジーにより、初期費用を低く抑えながら着実に採用成果を生む、費用対効果の高いサービスを提供できており、掲載社数は安定した増加傾向にあります。また、美容・リラクゼーション業界での高いプレゼンスを活かし、ユーザー資産の最大化施策も成果を上げていることから、採用決定数も増加しています。
②不動産領域
不動産領域は、主力の「スモッカ」では2大不動産賃貸メディアとの連携を開始しており、顧客基盤拡大、データベース拡充によって前年比増収率は再拡大フェーズ入りしたと認識しています。また、リノベーションに特化した中古マンション売買ポータルサイト「ミノリノ」をローンチし、不動産売買分野のメディア事業にも本格参入致しました。
③生活領域
生活領域は、個人ユーザー向けエンタメコンテンツ(電話占い等)を提供する「にじげん」において、効果的・効率的なコンテンツ拡充オペレーションが奏功し、ストック収益が安定的に増加傾向にあります。また、自動車分野では中古車輸出プラットフォーム「Car-Tana(カタナ)」のローンチを含め、中古車アグリゲーションメディア以外の新規事業機会を検討しています。
■財務
第5回新株予約権の行使完了による資金調達の影響もあり、2018年3月期第1四半期末の親会社所有者帰属持分比率(日本基準の自己資本比率)は60%、のれん対資本倍率は0.55倍と、財務目標の範囲内の健全水準にあります。負債調達による財務レバレッジを考慮すれば最大で約100億円の投資余力を有することとなりますが、引き続き厳格な投資基準と投資プロセスを運用し、慎重に対象を選定する方針です。
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