2017年3月期~2021年3月期を対象期間とする第一次中期経営計画“Protostar”を策定
株式会社じげん(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:平尾丈、以下 じげん社、東証マザーズ:3679、以下じげん)は、2016年5月13日(金)、2016年3月期の通期決算発表と併せて、2017年3月期~2021年3月期を対象期間とする第1次中期経営企画「Protostar」を発表いたしました。
連結営業利益は、2016年3月期実績の16.1億円に対し、2017年3月期20.5億円、2021年3月期50.0億円を目標とし、長期的には100億円を目指してまいります。
詳細資料につきましては、じげんIRサイトをご覧ください。
この第1次中期経営計画「Protostar」の遂行により、ミッションである「生活機会(より良く生きるための選択肢)の最大化」の実現を追求してまいります。
■“Protostar”に込めた思い
「Protostar(原始星)」とは、恒星の進化過程において、星間雲から誕生する初期の星を意味します。
Protostarが、Supernova(超新星)の後に星間雲が衝撃波を受け、加速度的に物質濃度や重力が濃くなることによって誕生するように、じげんも特定の製品、商品に集中して市場の成長を待つのではなく、自ら紡ぎ出す戦略を遂行することで企業としての爆発的な成長を目指していきたいという決意を込めています。
■じげんが目指す方向性
じげんは、情報量が爆発的に増加し、情報と人の距離がゼロに近づく環境下において、大量の情報を有機的に収束、再構築し、パーソナライズして届けることで、ユーザーの行動を促進するプラットフォームを創出することを目指します。中期経営計画では下記の3点に注力いたします。
(1) サプライチェーンの垂直統合:
情報の再構築やユーザー集客への特化から、流通、コンテンツ生成まで機能を拡張して内製化し、新たな付加価値の創出を目指します。
(2) 既存領域におけるビジネスモデルの多様化:
求人や不動産といった既存の展開領域において、 関連する周辺分野への進出を積極化し、ビジネスモデルを多様化させます。
(3) 経営資源を活かした新規事業の展開:
圧倒的な情報データベースやユーザーデータベース、豊富なトランザクション、及び顧客基盤といった、全社的な経営資源を活かし、新規事業を展開します。
■「トリプル25」の達成
じげんは、高収益・高効率体質を維持しながら、収益逓増型のビジネスモデルを活かした 継続的に高い利益成長率を達成するために、中期経営計画の期間内において、営業利益率25%以上、営業利益年率成長率25%以上、ROE25%以上、を目標とします。
■経営資源の最適配分による企業価値最大化
じげんでは、自己資本比率40%以上、のれん/純資産倍率1.0倍程度をあるべき財務水準として設定しており、これにより、適切な投資予算を確保いたします。経営資源の重点投資対象は求人、不動産、生活分野として、引き続き、 M&Aにも積極的な姿勢をとります。
また、戦略的財務運営の推進や情報開示の透明性及び比較可能性向上のため、国際財務報告基準(IFRS)の導入を検討しております。