じげんが運営する「エネピ」が、都市ガスの情報・料金比較サービスを開始! 「シャワーのみ」と「お風呂のみ」、どっちが安い?ガス料金の比較調査レポート

プレスリリース 2023/10/23

10月からガス料金が値上がり…光熱費を抑える節約術をご紹介

 

株式会社じげん(本社:東京都港区、代表取締役 社長執行役員CEO:平尾丈、東証プライム:3679、以下じげん)が運営するプロパンガス会社の情報・料金比較サービス「enepi(エネピ)」は、8月より都市ガス会社の情報・料金比較サービスを開始いたしました。
新サービス開始に伴い、昨今の光熱費負担増の傾向を踏まえ、シャワーとお風呂にかかるガス料金を調査し、節約術と併せてまとめたレポートをご紹介いたします。

 2023年の夏は記録的猛暑により光熱費を圧迫する時期が続きました。10月に入り暑さは落ち着いたものの、気になるのはガス料金です。エネルギー価格の高騰を受け、政府は今年1月より企業や家庭への負担軽減策を実施していますが、10月からその補助が半減することでガス料金が値上がりしています。
 「enepi(エネピ)」は、都市ガスの料金比較のサービス開始に伴い、シャワーのみとお風呂のみ、どちらの場合がよりガス料金を節約できるか調査いたしました。実際は“お風呂のみ”ではなく“お風呂+シャワー”となるケースが一般的ですが、今回はあえて切り離してそれぞれの料金を理解することで、効果的な節約に繋げたいと考えています。1日で節約できる金額は少なくとも、日々の積み重ねは家計負担を減らす一助となります。調査結果と節約方法をまとめたレポートをお届けいたします。

■最大で1ヶ月約2,000円の違い!ガスの種類別&世帯人数別にシャワーとお風呂のガス料金を比較
 シャワーを浴びる時間を10分と想定した場合に、一般的に1分当たりに使用する水は10L前後です。以下の条件にて、都市ガスとプロパンガス、給湯それぞれでシャワー1回にかかるガス料金を調べました。

<都市ガス =37円/シャワー1回>
・従量単価=161円/㎥[1]
・発熱量=10,750kcal/㎥[2]
・水量100L × (40℃ − 20℃) ÷ (10,750kcal × 熱効率80%) × ガス単価161円 ≒ 37円

<プロパンガス =63円/シャワー1回>
・従量単価=600円/㎥[3]
・発熱量=24,000kcal/㎥[4]
・水量100L × (40℃ − 20℃) ÷ (24,000kcal × 熱効率80%) × ガス単価600円 ≒ 63円

<給湯 =63円/シャワー1回>
・水道水=20℃
・お湯=40℃
・熱効率=80%                                                                                                
・水量100L × (40℃ − 20℃) ÷ (24,000kcal × 熱効率80%) × ガス単価600円 ≒ 63円

[1] 東京ガス:東京地区等/一般契約料金/22年9月検針分、[2] 東京ガス:都市ガスの種類・熱量・圧力・成分、[3] 日本エネルギー経済研究所石油情報センターのデータを基に「enepi(エネピ)」が独自で算出(東京都)、[4] 経済産業省エネルギー庁:標準発熱量・炭素排出係数(総合エネルギー統計)

 続いて、お風呂を沸かすときにかかるガス料金についてです。浴槽にためる湯量は200Lを想定し、その他の条件は前述のシャワーと同じとします。

<都市ガス =75円/お風呂1回>
・水量200L × (40℃ − 20℃) ÷ (10,750kcal × 熱効率80%) × ガス単価161円 ≒ 75円

<プロパンガス =125円/お風呂1回>
・水量200L × (40℃ − 20℃) ÷ (24,000kcal × 熱効率80%) × ガス単価600円 ≒ 125円

 シャワーとお風呂のガス料金をガスの種類ごとに比較すると以下の通りです。お風呂を沸かすよりもシャワーのみを使用した方が1回のガス料金を節約でき、都市ガスの場合は1ヶ月で1,140円、プロパンガスは1,860円の差が出る結果となりました。

 しかし、実は「1回のガス料金」という点に落とし穴があります。お風呂は一度沸かしてしまえば、それ以上は水を使いません。対してシャワーは使用回数が増えれば、そのぶん水の消費量も増えてしまうため、世帯人数によってガス料金および水道代に差が出ます。そこで、前述のシャワーとお風呂とにかかるガス料金に水道代(1Lあたり0.16円[5]。シャワーは100L、お風呂は200L使用とする)をプラスした光熱費を世帯人数別に計算いたしました。
[5] 東京都水道局

 一人暮らしの場合はシャワーを使用したほうが光熱費を節約できる一方で、2人家族の場合ほとんど差はなく、3人家族になるとお風呂を沸かしたほうが節約できます。世帯人数によって光熱費は変化し、世帯人数が3人以上になるとお風呂よりもシャワーのほうが料金を押し上げることがわかりました。

■シャワーとお風呂、それぞれの節約テクニックをご紹介!抜本的に安くするにはガス会社の切り替えがおすすめ。
 シャワーを節約する鍵は、シャワーの出しっぱなしを控えてこまめに止めることです。シャワーを浴びる時間を10分とし、「出しっぱなし」の給湯時間を10分、「こまめに止める」の給湯時間は5分と仮定すると、以下のように光熱費を抑えられます。都市ガスであればシャワー1回あたり約26円、1ヶ月に換算すると約780円の節約に。プロパンガスはシャワー1回あたり約39円、1ヶ月で約1,170円の節約が叶います。

 「出しっぱなし」を防ぐには、シャワータイマーや節水シャワーヘッドの利用がおすすめです。シャワータイマーは、シャワーの時間を計ることで節水や省エネに役立つアイテムです。節水シャワーヘッドは、シャワー穴を小さくしたり、空気を混ぜたり、内部の羽を回転させたりすることで、水量を減らしながらも水圧を高められます。いつも通りにシャワーを使用していても、水道代やガス料金を節約できる便利な商品です。

 次に、お風呂で使える節約術を3つご紹介いたします。世帯人数が多くなるほど、お風呂を上手に活用することが節約の鍵となるため、家族が多い方に勧めたい方法です。
 1つ目は、追い焚きを控えることです。200Lの風呂の温度を1℃上げるごとに、都市ガスであれば約4円、プロパンガスであれば約7円のガス代がかかります。1ヶ月で考えると100~200円のコスト増になってしまうので、なるべく追い焚きは控えましょう。
 2つ目は、お風呂の保温アイテムの使用です。前述のガス料金の計算は、お風呂を沸かすときに熱が逃げないと仮定しての結果ですが、実際熱は確実に逃げていきます。お風呂のフタや、湯面に浮かべるだけで保温力をアップしてくれる保温シートを効果的に使いましょう。世帯人数が多いほど、お風呂の温度を下げないようにすることが、光熱費の節約に繋がります。
 3つ目は、給湯温度を下げることです。先述の通り、追い焚きでお風呂の温度を1℃上げるためには、都市ガスの場合約4円かかります。つまり裏を返せば、給湯温度を1℃下げると約4円の節約になります。毎日の積み重ねが料金に影響してくるので、特に暑い日などは給湯温度を2、3℃下げるのがおすすめです。

 最後に、シャワーやお風呂に関わらず節約できる方法として、ガス会社の切り替えをご紹介いたします。この方法はお風呂に限らず家庭のガス料金を抜本的に安くする可能性を秘めています。ガス料金プランはガス会社によって差があり、特にプロパンガスは自由料金のため相場よりも大幅に高い料金プランも見受けられます。
 「enepi(エネピ)」は、WEB上で簡単にお住まいの地域にあるガス会社の料金プランを比較できるサービスです。今夏よりプロパンガスに加えて都市ガスの取り扱いも開始しましたので、それぞれのお住まいの地域の相場料金と比較し、ガス料金を見直してみてはいかがでしょうか。

・都市ガスを利用されている方はこちら:https://enepi.jp/area_citygas

・プロパンガスを利用されている方はこちら:https://enepi.jp/area

 私たちは、今後も生活に役立つ様々なエネルギー関連情報を発信し、ユーザーとガス会社のより良いマッチングを目指してまいります。

■enepi(エネピ)について

 

 「enepi(エネピ)」は独自の料金比較システムを持つ、プロパンガス会社および都市ガス会社の情報・料金比較サービスです。相場が分かりづらく、エリアによって細かく料金が分かれているガス代を手軽に検索・比較でき、お見積もり依頼からガス会社の切り替えまで費用は一切かかりません。
 また、加盟店は審査を経て厳選されたガス会社のみとなっており、切り替え時の新旧ガス会社との調整は「enepi(エネピ)」が対応するため、安心してご利用いただけます。料金シミュレーション機能のほか、基礎知識や生活に役立つ節約術などプロパンガスにまつわる情報サイトも兼ね備え、自分のライフスタイルに合ったお得なガス会社が見つかるサービスです。

URL::https://enepi.jp/?pr=press


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