アフターコロナで活性化する婚活・恋活市場に、出会いが増えやすい夏のイベントシーズン到来 男性のトラブル遭遇率は女性の3倍!回避の鍵はコミュニケーションの積み重ねと目的に合ったサービス選び。「マッチングアプリのトラブルや不安」についてマッチングアプリ利用者480名にアンケート

プレスリリース 2023/07/20

じげんが運営する「マリアージュ総研 by 結婚相談所比較ネット」による調査

 株式会社じげん(本社:東京都港区、代表取締役 社長執行役員CEO:平尾丈、東証プライム:3679、以下じげん)が運営する婚活業界調査組織「マリアージュ総研 by結婚相談所比較ネット」において、全国の20歳〜49歳のマッチングアプリ利用者480名に、「マッチングアプリのトラブルや不安」についてアンケート調査を実施しましたので、レポートをお届けいたします。男女の傾向の違いに関する分析のほか、「結婚相談所比較ネット」アドバイザーによる、トラブルを回避し安心して婚活・恋活サービスをご利用いただきやすいポイントも併せてご紹介してまいります。

 「マリアージュ総研 by結婚相談所比較ネット」は、2021年に「結婚相談所比較ネット」がサービス開始15周年を迎えたことを機に設立された婚活業界調査組織です。結婚相談所や婚活メディアとは異なり、長きに渡り結婚相談所の比較を手がけるからこそ持つ独自の情報やユーザーを対象とした意識調査を元にデータを分析し、婚活を検討・実施中の方や婚活業界に向けて積極的に情報を発信しています。

 新型コロナウイルス感染症の流行当初、婚活業界では交遊積極性の減退により先行きを不安視する声が挙がっていました。しかし推測とは裏腹に、コロナ禍を契機に市場は盛り上がりを見せ、アフターコロナを迎えた今さらなる活性化が進んでいます。
 「マリアージュ総研 by結婚相談所比較ネット」が2021年に男女200名を対象に行った調査(※1)では、コロナ禍で結婚意向が強まった人は約7割、婚活ペースを維持・加速した人は約8割という結果でした。長期のステイホーム期間など人との関わりに大きな変化が起きる中で、交友範囲が狭まり孤独を感じるようになったり、近くに相談相手もおらず精神的に辛い思いをしたりといった独身の男女が増加。人生のパートナーの重要性を認識し、結婚願望を高める流れとなったと考えられます。「結婚相談所比較ネット」の利用者数も年々伸びており、2021年から2022年では130%増となっています。
(※1:マリアージュ総研 by結婚相談所比較ネット「婚活業界のコロナ後の見通し、婚活層の意識・婚活スタイルの変化https://kekkon.kuraveil.jp/research/2」(2021年11月))

 また、コロナ禍以前は対面が主流であった婚活業界は現在オンライン化が顕著であり、近年多くのマッチングアプリが登場しています。そこで今回はマッチングアプリに着目し、全国の20歳〜49歳のマッチングアプリ利用者480名に「マッチングアプリのトラブルや不安」についてアンケート調査を実施しました。男女の傾向の違い等に関する分析のほか、「結婚相談所比較ネット」アドバイザーによる、トラブルを回避しより安心して婚活・恋活サービスをご利用いただけるポイントも併せてご紹介いたします。

■男性は女性の3倍以上!トラブル遭遇率の高さは対面前のコミュニケーション不足が原因?!

 マッチングアプリ利用者のトラブル遭遇について調べたところ、全体で6割以上の人が経験していることが分かりました。トラブル内容は、男女共に3割超えの「相手のプロフィール写真と実際の顔が大きく異なった」が1位に。次いで「相手が虚偽の情報を提供していた(年齢、職業、趣味等)」が全体の約25%となり、プロフィールと実際の人物にギャップを感じる方が多くいます。

 また、注目すべきは男性が「相手が経済的な援助を求めてきた」「勧誘行為をされた」の項目において女性の3倍以上の該当者がおり、女性よりもトラブル遭遇率が高い傾向にある点です。女性は初対面の方との交流に警戒心が高く、事前のコミュニケーションにより相手の見た目や素性を確認していることが結果を大きく左右していると考えられます。

 対面する前は、メッセージに加えてビデオ通話機能などで相手の風貌や雰囲気をしっかり確認しておくのがおすすめです。会話はプロフィールの記載内容を元に膨らませることで、職業や趣味などの情報に虚偽がないかを確認しやすく、トラブルの回避に繋がります。

■マッチングアプリで不安に思うことは、女性は“相手自身”、男性は“相手とのコミュニケーション”。

 マッチングアプリを活用して不安に思うことについて調べたところ、女性は「相手が年齢や職業などの個人情報を偽っている」が約半分と最も多く、次に「相手のプロフィール写真と実際の見た目が大きく違う」が41%という結果になりました。女性は、マッチングアプリを使用する上で“相手自身”に対して不安を抱く傾向が強いことが伺えます。

 対して、男性は最も多い項目は女性と同じですが、2番目は34%の「メッセージのやり取りなどに時間を費やすものの進展しない」です。女性よりも男性の方が「プロフィールの自己紹介文や初めてのメッセージ作成に悩む」割合が上回っている点も特徴的です。このことから、男性は“相手とのコミュニケーション”に対する不安が強いことが見てとれます。

 女性の“相手自身”への不安はコミュニケーションを重ねることで解消に繋がりやすいので、相手に積極的に質問を投げかけてみましょう。また男性も、質問されたことに答えるだけでなく、同じ内容を相手に質問してみましょう。会話が途切れずに進むだけでなく、次の会話の糸口になり相手に興味があることが伝わって関係が進展しやすくなるのではないでしょうか。

■回答数の差はダブルスコア以上、男女で大きく異なる理想のマッチングアプリ像!男性は「自動デート組み立て」、女性は「素性保証」。

 どんなマッチングアプリがあったら使ってみたいかを聞いたところ、女性は圧倒的に「相手の素性が保証されている」ことに需要があり、男性に約2倍の差をつけています。対して男性は、「デートまで自動で組み立ててくれる」が女性の2.6倍を記録し、実際に会うまでのコミュニケーションや段取りに関する要望が根強いです。

 この結果からも、女性は相手の素性に対する信頼度が重要であることが分かります。そのため「デートまで自動で組み立てくれる」ことへの要望は低く、女性は相手に実際に会うかどうかをコミュニケーションの過程で考え、自分で判断したいニーズが高いと考えられます。男性は、相手の素性に対する信頼性を女性ほど重要視しないことで、やはり結果としてトラブルへの遭遇率が高くなっている可能性があります。

 多種多様なマッチングアプリがある中でも、「結婚」を目的とした方は、マッチングアプリと結婚相談所のハイブリッドになった「オンライン結婚相談所」の利用がおすすめです。店舗型の相談所と同様に独身証明書や収入証明書の提出が必要になるため、「マッチングしたのに既婚者だった」や「聞いていた年収と違った」といったトラブルを避けられます。また、デートまでの段取りやコミュニケーションが苦手な男性には、婚活カウンセラーのアドバイスが受けられるアプリがおすすめです。メッセージの内容や自己紹介の書き方、デートの誘い方まで相談できるので1人で活動するよりも高い成功率を見込めます。

 マッチングアプリ活用の際は目的を明確にし、自身の求めるサービス(カウンセラーのサポート、登録が簡単にできること等)が何かをはっきりさせて自分に合うアプリを見つけましょう。

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【調査概要】
調査期間:2023年5月29日〜31日
調査対象者:全国の20歳〜49歳のマッチングアプリ利用者480名
調査方法:インターネット調査
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※本レポートの引用・転載時の注意※
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・引用・転載先がWebページ(メディア/ブログ等)である場合、必ず本レポートのURL(https://kekkon.kuraveil.jp/research/6)をリンクしてご掲載ください。

■マリアージュ総研 by結婚相談所比較ネット 概要

「マリアージュ総研 by結婚相談所比較ネット」は、婚活中の方や婚活業界に向けた情報発信を目的に2021年9月に設立された、「結婚相談所比較ネット」が運営する業界調査組織です。「結婚相談所比較ネット」が持つ独自の情報やサービスユーザーを対象とした意識調査を元にデータを分析し、婚活に取り組む方の傾向や需要などについて定期的にレポートを発信いたします。

■結婚相談所比較ネット 概要

業界のパイオニアとして2006年に開始した「結婚相談所比較ネット」は、結婚を前提に真剣な出会いを求める方の「知らない」「見つからない」「分からない」を解決する結婚相談所の比較サービスです。婚活情報の比較メディアの運営と結婚相談所の一括資料請求サービス提供を行っています。独自の審査に通過した信頼できる結婚相談所の中から、年齢や婚活スタイル、お住いの地域など、ユーザー一人ひとりにマッチする結婚相談所を厳選してご紹介するシステムで、パンフレットをまとめて無料でお届けいたします。また、「結婚相談所比較ネット」から資料請求し、結婚相談所にご入会された方の中から毎月先着10名様へ3万円をお送りする婚活支援金キャンペーンを実施しています。

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