当社は、株式会社ビヨンドボーダーズ（本社所在地：東京都新宿区、代表取締役：遠藤 忠義、以下「ビヨンドボーダーズ」といいます。）の全株式を取得し、子会社とすることを決議いたしましたので、下記の通りお知らせいたします。

　　ビヨンドボーダーズは主に人材紹介事業「リアルエステートWORKS」（以下「人材紹介事業」といいます）と越境不動産取引事業「SEKAI PROPERTY」（以下「越境不動産取引事業」といいます）を展開しております。人材紹介事業においては、不動産仲介・不動産デベロッパーを中心に顧客基盤を有し、越境不動産取引事業においては、海外不動産ポータルサイト「SEKAI PROPERTY」を通し東南アジアを中心とした不動産物件の購入から売却までのサポートサービスを提供しております。カンボジア等の海外拠点を生かし、創業以来累計契約件数約400件の実績を築き、「SEKAI PROPERTY」における国内投資家の登録者数約2.5万人を有しております。

　当社グループは、これまで既存領域における送客力の強化、顧客基盤の拡大、新規領域への拡張により、ライフサービスプラットフォームの価値拡大に努めて参りました。
本株式取得により、人材紹介事業では、少子高齢化等を背景とした人手不足により人材確保ニーズが高まっている中、不動産業界において新たに事業展開が可能となります。当社では、主力事業としてVertical HR領域を設定しており、特定領域に特化することでより業界に根ざした課題解決が可能になると考えております。今後につきましては、キャリアアドバイザーの生産性の向上、2022年5月20日に弊社グループ入りをした株式会社Structの展開する建設業界特化の人材紹介事業「建設JOBs」及び不動産関連の顧客を有する弊社の賃貸ポータルサイト「スモッカ」とのシナジー効果を見込んでおります。

　越境不動産取引事業では、当社主力事業であるLiving Techにおいて、「SEKAI PROPERTY」の有するユーザー資産・顧客資産が加わることで、売買領域へのカテゴリ拡張及びさらなる海外へのエリア拡張余地が生まれると企図しております。
　また、上記に加え、両事業につきまして、集客チャネルの最適化に伴うユーザー獲得単価の逓減ならびにオペレーション効率化によって、ビヨンドボーダーズの更なる業績拡大に注力いたします。当社のマッチングテクノロジーの活用による集客力の改善に取り組み、中長期的にはビヨンドボーダーズの事業モデルを拡張させ、主力事業であるVertical HR及びLiving Techの更なる業績拡大を実現いたします。　

詳細につきましては、IRニュースをご覧ください。

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