ESG報告 環境
じげんの環境に関する取り組み
当社では、グループ内におけるCO2排出量の測定、定点で観測できるスキームを整え、国際的なフレームワークを参考に、環境に配慮した活動を推進・推奨してまいります。
環境指標データの開示
IT事業を主とする企業特性から、CO2排出量の算定を国内の主なオフィスからの排出を対象範囲とし、2021年度より情報開示に取り組んでいます。
環境指標 | 2021年 3月期 | 2022年 3月期 | 2034年 3月期 | 2024年 3月期 |
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電力使用・ CO2排出量 | SCOPE1 | 0t-CO2 | 0t-CO2 | 0t-CO2 | 0t-CO2 |
SCOPE2 | 195.9t-CO2 | 208.8t₋CO2 | 226.5t₋CO2 | 220.6t₋CO2 | |
計 | 195.9t-CO2 | 208.8t₋CO2 | 226.5t₋CO2 | 220.6t₋CO2 | |
電気使用量 | 445,737kwh | 475,727kwh | 495,949kwh | 492,201kwh |
※SCOPE1は、オフィスにおけるガス直接使用にかかる二酸化炭素排出量
※SCOPE2は、オフィスにおける電気使用にかかる二酸化炭素排出量
※じげん本社単体
環境指標 | 2024年3月期におけるCO2排出量 |
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SCOPE3(その他の間接排出) | カテゴリ1【「購入した商品・サービス」うちデータセンター利用に伴う排出】(t-CO2) | 3000 | |
カテゴリ7【雇用者の通勤】(t-CO2) | 本社 | 58.2 | |
グループ全体 | 192.5 | ||
本社排出量 計(t-CO2) | 3058.2 |
※カテゴリ1:AWSで削減されたCO2排出量(オンプレ型との比較):1,165,000(t-CO2)
また当社は、2024年7月よりGCPにおける排出量の集計を開始しました。2023年8月~2024年7月の排出量は142(t-CO2)となりました。
※カテゴリ7:移動手段別の交通費支給額×排出原単位で算出
また今年度より、国内グループ会社各拠点におけるCO2排出量の算定を開始しています。2023年度の当社グ ループ全体のCO2排出量は358.84t-CO2、電力使用率は799,568kwhとなりました。 今後は、中長期でのCO2排出量削減目標を設定し、目標達成に向け、環境に配慮した活動を推進・推奨すると ともに、当社グループにおけるSCOPE3のさらなる測定スキームを整え、開示に向けて準備を進めてまいります。
サステナビリティに関するリスクの管理体制
当社は、TCFD「気候関連財務情報開示タスクフォース(Task force on Climate-related Financial Disclosures)」提言の枠組みに基づいた、将来の気候変動が事業活動に与えるリスクと機会、インパクトの把握・開示に向けて準備を進めています。
取締役会の下部組織としてリスク・コンプライアンス委員会及びサステナビリティ委員会を設置しています。リスク・コンプライアンス委員会及びサステナビリティ委員会は代表取締役 社長執行役員 CEOが委員長を務め、全社的なリスクおよび対策の把握を行います。リスク管理全般については、リスク・コンプライアンス委員会が統括し状況を取締役会に報告します。また、気候変動リスクについては、サステナビリティ委員会が把握をし、個別リスクの管掌部署に対策指示等を行い、リスク・コンプライアンス委員会と連携して、取締役会に報告します。
オフィスでの取り組み
機密保持とリサイクルの両立
オフィス内には、リサイクルボックス「保護(まもる)くん」((株)日本パープル) を設置し、機密保持とリサイクルを両立しています。
2022年度は、年間9.6277本相当の森林伐採を抑制し、約279.9627㎏の二酸化炭素排出抑制に寄与。リサイクル処理量は、645㎏となりました。
ペットボトルキャップ回収活動
じげん本社(虎ノ門)オフィスではペットボトルキャップの分別回収を実施しています。
プラスチックのリサイクル資源となるだけではなく、売却益をJCVに寄付し、世界の子どもたちへワクチンを届ける活動にも参加しています。
2023年度(7月時点)は、約128.83kgの二酸化炭素排出抑制に寄与しました。
グリーン購入の推進
文具・事務用品、PC・モニターなどのIT用品のグリーン購入を推進しています。
対象グリーン商品(エコマーク・グリーン購入法適合・GPN掲載)購入実績 | ||
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対象期間:2021年1月~2023年11月購入 グリーン購入率(全サプライヤ) | OA・PC | 92.87% |
文具・事務用品 | 60.38% |
その他の取り組み
当社の事業活動における、主な温室効果ガス排出量削減の取り組みは以下になります。
・省エネの推進
・リモートワークやフレックスタイム制など、新しい働き方の導入
・ペーパーレス化の推進(クラウドサイン(電子締結)の導入推進)
・KDDIグリーンモバイルサービスの利用
・再生可能エネルギーを利用しているクラウドサーバー、Google Cloud Platform(GCP)やアマゾンウェブサービス(AWS)の利用
エンゲージメント活動に関するコミットメント
当社では、気候変動に関連する全てのエンゲージメント活動(バリューチェーンにおけるパートナーとの協働、業界団体への加盟、公共政策への関与、及び関連する活動の検討等)について、現時点では優先度が低いと捉えており、実施の検討は⾏っていないものの、将来的に優先度が⾼まった場合には、サステナビリティ委員会にてパリ協定および気候変動戦略の目標に照らし合わせて実施の可否を評価し、取締役会は必要な体制の整備および監督を検討していく予定です。
CDPへの回答
2023年度より、国際的な環境NGOである「CDP」への回答を開始しております。