ESG報告
じげんのESG方針
じげんグループは、基本理念である、「生活機会の最大化」をさまざまな企業活動を通じて実現し、社会の持続可能(サステナブル)な発展に貢献していきます。
創業15周年を迎えた2021年6月、企業の存在意義としての「パーパス」を新設いたしました。「Update Your Story~あなたを未来に。」この言葉には、「人生の主役は自分。じげんのサービスをきっかけに、人生を進化させてほしい。」という想いが込められています。当社ではこのパーパスを、事業やサービスだけではなくサステナビリティ活動にも取り入れていきます。
2021年8月には当社グループ初となる統合報告書を発表いたしました。2024年10月にはESGデータブックを新設し、投資家をはじめとするステークホルダーの皆さまからのご理解を促進するため、価値創造プロセスや、自社のつよみを明文化、ESG/SDGsへの取組についても開示しております。
今後、経済産業省が提示する価値競争ガイダンスをはじめ、International Sustainability Standards Board(ISSB)が公表するサステナビリティ開示基準(IFRS S1及びIFRS S2)やSASBスタンダードといった世界共通のフレームワークを参考に、開示内容をアップデートしてまいります。

サステナビリティ委員会について
当社グループのサステナビリティ戦略と経営戦略の融合を進め企業価値の向上と社会的責任を果たすため、2024年1月1日より「サステナビリティ委員会」を設置いたしました。 取締役会の下部組織としてリスク・コンプライアンス委員会及びサステナビリティ委員会を設置しています。リスク・コンプライアンス委員会及びサステナビリティ委員会は代表取締役 社長執行役員 CEOが委員長を務め、全社的なリスクおよび対策の把握を行います。リスク管理全般については、リスク・コンプライアンス委員会が統括し状況を取締役会に報告します。また、気候変動リスクについては、サステナビリティ委員会が把握をし、個別リスクの管掌部署に対策指示等を行い、リスク・コンプライアンス委員会と連携して、取締役会に報告します。加えて、当社グループのサステナビリティに関して経営層への報告やディスカッション、及び必要な方針・施策の意思決定とレビュー等も担います。
サステナビリティ委員会の目的と活動内容
会議体名 | サステナビリティ委員会 |
---|---|
目的 | じげんグループのサステナビリティに関して、経営層への報告・相談の場。および必要な方針・施策の意思決定とレビュー等。 |
実施頻度 | ・ 2024年1月1日に新設。 ・ 会議体は1年に一度。 ・ 有価証券報告書への記載内容への合意を得ることを基本事項として実施予定。 ・ 上記以外では、案件発生時に必要に応じて実施。 |
参加者 | ・ 委員長(代表取締役 社長執行役員 CEO) ・ 委員(取締役2名、広報サステナビリティ推進室長、法務リスク担当マネージャー、経営推進部 マネージャー) ※場合によって事業担当役員等 ・ 事務局(広報サステナビリティ推進室&サステナビリティ開示PJTメンバー) |
主な実施内容 | 1. 中期経営計画のマテリアリティと目標達成に向けた具体策に関する討議 2. マルチステークホルダーの視点に立ったマテリアリティ、およびマテリアリティに紐づく環境変化への対応方針を検討(TCFDなど) 3. 2030年以降に企業に期待・要請されるポイントの検討 4. 取締役会への報告事項に関する討議 |
サステナビリティのガバナンス体制図

Environment 環境
当社では、グループ内におけるCO²排出量の測定、定点で観測できるスキームを整えました。今後は、中長期でのCO²排出量削減目標を設定し、目標達成に向けた取組を実施してまいります。
また、じげん本社においては、紙コップの利用の廃止やグリーン商品の購入推奨など、環境に配慮した活動を推進・推奨してまいります。

Social 社会
当社では、ダイバーシティーの観点から女性活躍推進、管理職比率の向上をマテリアリティの一つとして掲げ、目標達成に向けた取り組みを推進しています。 また、次世代の経営人材輩出のために、研修制度の拡充や若手抜擢の機会の創出にも努めております。
並行して、従業員が身体的、精神的、社会的に「良好な状態」を保ちつつ活躍できる環境を整え、従業員のWell-Do₋Beingの実現に取組んでまいります。

Governance ガバナンス
当社は、経営理念及び行動規範に基づく活動の実践を通じて、基本理念の実現に向けて、持続的成長と中長期的な企業価値の向上を図り、もって株主をはじめとするステークホルダーの皆様からの信認が得られるよう、適切な経営判断を迅速に行うと同時に、高い経営の透明性と経営監視機能を発揮するコーポレート・ガバナンス体制を確立し、企業価値の向上に努めます。

ESG Data Book
昨今における企業価値向上に向けたサステナビリティ活動への関心の高まりと情報開示拡充のトレンドを受け、より包括的かつ網羅的にESG(Environment(環境)・Social(社会)・Governance(ガバナンス))に関する情報・実績データを集約した「ESG Data Book 2024」を2024年10月に発表いたしました。
ESGに関する情報・データを可能な限り明晰にまとめ、特に環境指標や人的資本経営のガバナンスの情報を拡充しています。じげんグループでは、統合報告書に加え、この「ESG Data Book 2024」をツールとして、ESG投資に関心の高いステークホルダーの皆様との継続的なコミュニケーションを目指してまいります。
