足元の外部環境の変化による当社連結業績への影響及び見通しについて

プレスリリース 2020/03/27

当社では、新型コロナウイルス感染症の拡大やそれに伴う経済活動への制限といった、足元の外部環境の変化による当社連結業績への影響及び見通しについて、以下の通りお知らせいたします。

1.事業運営の状況
当社では、新型コロナウイルス感染症の拡大防止や従業員を含むステークホルダーの安全確保を目的に、一部従業員に関しては在宅勤務(リモートワーク)とするほか、不要不急のイベント参加や国内外出張の取り止め、及び社内集会の中止または規模縮小を実施しております。ただし、当社主力であるインターネットメディア事業やシステム事業では、もとよりテレマーケティング、ウェブマーケティングとの親和性が高く、現時点では上記の措置によって営業活動等に大きな影響は生じておりません。
なお、今後仮に従業員や同居者に感染または感染の可能性が見られる場合は、当該従業員を原則14 日間または新型コロナウイルスの陰性判明まで自宅待機といたします。また、国や地方自治体といった公的機関からの指示に対しても、状況に応じて適宜対応してまいります。

2.2020 年3月期連結業績への影響
2020 年3月期連結決算の発表は 2020 年5月 14 日を予定しており、2019 年 11 月に当社が公表した修正連結業績予想は売上収益13,000 百万円、営業利益3,900 百万円、親会社の所有者に帰属する当期利益2,650 百万円です。
当社子会社の株式会社アップルワールド(以下、アップルワールド)は、国内旅行代理店向けの海外ホテル予約システム事業を手掛けており、2020 年2月以降の我が国や諸外国における渡航制限等の影響により、ビジネス、レジャー共に既存予約のキャンセルや新規予約の減少が発生しています。システムの利用料は予約件数によって変動するため、アップルワールドの2020 年3月期第4四半期における収益は、前年同期比で減少しております。2019 年11 月時点において、アップルワールドの当社連結業績の構成比は売上収益約6%、営業利益約8%となる想定でしたが、実績値はこれを下回る見通しです。
一方で、アップルワールドを除く事業においては、一部で人材採用の手控えや引っ越し時期の月ずれ等が生じているものの、求職者の応募意欲や事業者のシステム投資姿勢は活発であり、新型コロナウイルス感染症の拡大やそれに伴う経済活動への制限からの影響は、現時点では限定的です。
アップルワールドにおける事業環境の変化により、連結利益予想には若干の予想比下振れ可能性があると考えられるものの、連結利益予想に対する実績値の下方乖離率は5%程度以内に留まる見通しです。また、期首想定通りに先行投資を実行してきた「積み上げ型収益」の順調な拡大により、連結売上収益の実績値は予想を上回る見通しです。

※見通し内容につきましては、現時点で入手可能な情報及び仮定に基づき導出した見通しであり、リスクや不確実性を含んでおり、当社としてその実現を約束する趣旨のものではありません。今後公表すべき事項が生じた場合には、速やかにお知らせいたします。

株主還元策への影響・2021年3月期連結業績の見通しにつきましてはこちらIRサイトをご確認ください。

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