【2017年3月期 第3四半期決算発表】過去最高益を更新し、上場以来12四半期連続で前年比増収増益を達成
株式会社じげん(本社:東京都港区、代表取締役社長:平尾丈、以下 じげん社、東証マザーズ:3679)は、2017年2月10日(金)、2017年3月期の第3四半期決算発表を行いました。
第3四半期の売上高は1,740百万円(前年比+35.7%)、営業利益は552百万円(同+24.9%)と大幅な増収増益となりました。本社移転やM&Aに係る一過性費用の計上があったものの過去最高益を更新し、上場以来12四半期連続で前年比増収増益を達成することができました。
詳細はIRサイトより、「2017年3月期第3四半期決算説明会」をご参照ください。
■領域別売上高
領域別の前年比増収率は、求人: +34.7%、不動産: +21.1%、生活: +92.6%と、いずれにおいても高い成長率となりました。前年比+458百万円増収の内訳は、求人: +316百万円、不動産: +59百万円、生活: +82百万円、でした。
①求人領域
構造的な市場拡大の追い風を受けている「リジョブ」や「アルバイトEX」が好調だったほか、「ブレイン・ラボ」ではAIを活用したマッチングテクノロジー進化のための取り組みも開始しています。
②不動産領域
4月よりグループ化している「エリアビジネスマーケティング(ABM)」のPMIが順調で、8月にハウスドゥ様、11月にセンチュリー21・ジャパン様と業務提携契約を締結する等、営業力が強化されて収益拡大に繋がっています。「ABM」を除く既存事業は前年同期に大規模なサイトリニューアルを実施したこと等によって業績が急伸していましたが、当四半期もCVR改善策に努め、前年比小幅増収を確保しました。
③生活領域
クライアントメディアとの関係を強化中の「自動車EX」の急拡大が続いており、今後も経営資源の投入強化によってポジティブな事業機会を最大限収益化することを目指します。また、「にじげん」も新規立ち上げメディアが好調で収益拡大に寄与しました。
■財務
第3四半期中に日本銀行が運営する「成長基盤強化を支援するための資金供給」を活用した「成長基盤強化融資プログラム」を通じ、低利かつ長期でM&A投資資金を調達しました。
第4四半期に入ってから三光アドの株式取得を実施していますが、2017年3月期末自己資本比率は約45%、のれん対純資産倍率は約0.9倍と、自己資本比率40%以上、のれん/純資産倍率1.0倍程度との財務目標の範囲内となる見通しです。
なお、2016年5月13日に公表した第1次中期経営計画”Protostar”には、三光アドを含むM&Aの影響を織り込んでいなかったため、利益目標を前倒し達成すべく、2017年前半を目途として中期経営計画を更新予定です。
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